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OECD(経済協力開発機構)発表、OECD加盟国の総合インフレ率は5月に6.5%に低下、食品とエネルギーを除くコアインフレ率は6.9%だった(4日)
2023-07-10
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OECDによれば、オランダとノルウェー、英国を除く加盟国全てでインフレが鈍化している。G7のインフレ率は4.6%と、21年9月以来の低水準となった。
データからは、金融政策当局によるインフレ抑制の取組みが一定の効果を上げている事が総合インフレ率で示唆された一方、コアインフレの根強さが浮き彫りになった。
先進国各国の金融政策当局はなお引締め局面を維持しており、FOMCとECBでは今月の追加利上げが見込まれている。豪州準備銀行(中銀)は4日、政策金利を据え置いたが利上げ再開に含みを持たせた。