米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ、中西部ネブラスカ州オマハで株主総会を開催(6日)
2023-05-15
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バフェット氏は最近の米銀行破綻を巡り政治家、規制当局、報道機関の対応を批判。「非常にお粗末な」情報発信が預金者の不安をかき立てたと指摘した。一方、シリコンバレー銀行の預金保護については、実施されなければ「壊滅的な事態」になっていたとして評価した。破綻銀行の経営陣は顧客よりも私利を優先させたと切捨てた。米国債務上限引上げについては、政治家や規制当局が金融システムの混乱を望むとは思わないと述べた。会長でCEOのバフェット氏は92歳、副会長のチャーリー・マンガー氏は99歳。バフェット氏は、既に明らかにしているグレッグ・アベル副会長(60)の後継指名を改めて確認した。尚、バフェット氏は今回の総会で、台湾よりも日本への投資に前向きな姿勢を示した。米国と中国の関係悪化を理由に挙げた。