金融・経済ニュース
米国株式市場(12日)
2023-05-15
0

下落して取引終了。5月の米消費者信頼感指数が6カ月ぶりの低水準に落込んだ事を受け、ここ最近強含んでいた大型株が売られた。ダウ工業株30種は小幅ながら5日間続落、過去2カ月間で最長の連続安となった。米EV大手テスラは2.3%安、前日には2%超上昇していた。情報技術が0.2%下落。一般消費財が0.9%下げた。テスラのほか、アップルとアマゾン・ドット・コムの下げもS&P総合500種を押下げた。米ミシガン大学が12日発表した5月の消費者信頼感指数(速報値)は57.7で、昨年11月以来6カ月ぶりの低水準となった。公益事業及び主要消費財が共に0.4%上昇した。週間ではダウが1.1%、S&P500が0.3%それぞれ下落した一方、ナスダック総合は0.4%上昇した。個別銘柄では、米メディア大手のニュース・コープが8.5%上昇。11日に発表した第3四半期決算は、コスト削減策が奏功、利益が市場予想を上回った。米太陽光パネルメーカーのファーストソーラーは26.5%高。スウェーデンの薄膜太陽電池技術会社を買収すると発表した。米取引所の合算出来高は93.3億株、直近20営業日の平均は106.5億株。

/12日NY終値:ダウ工業株30種=33300.62㌦ (-8.59/-0.03%)、ナスダック総合=12284.74(-43.76/-0.35%) 、S&P総合500=4124.08 (同-6.54/-0.16%)。