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中国の盧沙野駐仏大使が旧ソ連から独立した国の主権に疑問を呈した発言を行った事について、バルト3国など関係国は強く反発し、中国側は釈明に追われている
2023-05-01
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中国の盧大使は21日、仏テレビ番組で、旧ソ連からの独立国に関し「主権国としての地位を具体的に示す国際合意は存在しない」との認識を表明。
これに対し、ランズベルギス・リトアニア外相は、「全く受入れられない」と述べると共にバルト3国が説明を求めるため、それぞれの国に駐在する中国の外交官を呼び出したと明らかにした。一方、中国外務省の報道官は会見で「中国は旧ソ連諸国の主権と国家としての地位を尊重している」と述べ、中国の立場は変わっていないと釈明した。