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ロシア外務省、プーチン大統領が米国との新戦略兵器削減条約(新START)の履行を停止すると発表したにもかかわらず、ロシアは新STARTの下で配備可能な核弾頭数の制限を引続き順守すると発表した(21日)
2023-02-27
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プーチン大統領はこの日の議会演説で、新STARTの履行停止を表明したが、脱退はしないと強調した。プーチン氏はその後、議会下院に履行停止に関する法案を提出。
ウォロジン下院議長は声明で、22日に審議して直ちに採決し、上院に送る意向を示した。
新STARTは両国の戦略核弾頭の配備数を1,550発に、弾頭を運ぶ大陸間弾道ミサイル(ICBM)、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、戦略爆撃機の配備数を700基に制限している。
ロシア外務省は声明で「核ミサイルの領域で十分な予測可能性と安定性を十分維持するために、ロシアは責任あるアプローチを取る意向。
条約のライフサイクルの中で新START条約が規定する量的制限を厳格に順守し続ける」と表明。ICBMの発射実験を計画している場合には引続き米国に通知するとした。