民間金融機関や日銀で構成する東京外国為替市場委員会、2022年10月の外国為替取引高調査の結果を公表(13日)
2023-02-20
0
東京市場の1営業日平均の取引高は5,001億㌦と、前回調査(22年4月)から4.5%増加した。2期連続で06年以降の最高を更新した。
円相場は10月初めに1ドル=144円台だったが、日米の金融政策の方向性の違いで一時151円90銭台まで円安・ドル高が進んだ。
財務省は10月21日に5兆6,202億円、24日に7,296億円の円買い・ドル売りの為替介入を実施した。同委員会は毎年4月と10月の年2回、29の金融機関を対象に調査を実施している。
22年10月の取引高が最多を更新したのは、資源高で輸入企業の取引が膨らんだ他、円の先安観を背景に民間の円売りが加速した事が背景にあるとみられる。