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東商取:英調査会社ウッドマッケンジー、レポート発表
2023-02-20
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世界各地で大規模な油田が相次ぎ見つかっている。2022年に発見された新規油田、ガス田の価値は合計で330億㌦(約4.3兆円)規模に達する事が分かった。
ナミビアやブラジルでの大規模油田の発見が寄与したほか、エネルギー価格の上昇も価値の総額を押上げた。ウッドマッケンジーによると、最も価値が高かったのはナミビアの深海油田だ。
英シェルが22年、ナミビアで初となる油井掘削をカタール石油と共同で行った。アルジェリアやブラジルでも大規模な油田が発見された。
国営石油会社と欧米の石油メジャーが油田や天然ガス田の探査を牽引する。
22年には仏トタルエネジーズ、カタールエナジー、ブラジル国営石油ペトロブラスが新たな大規模油田を発見した。23年は油田やガス田の開発など上流分野の投資も持ち直す公算。
ロシアのウクライナ侵攻を受けエネルギーの供給不足が深刻となり、欧米各国は調達先の多様化を迫られている。