米国のハイテク業界で人員削減の嵐が吹き荒れているが、アップルは例外
2023-01-30
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時価総額で世界最大のアップルはマイクロソフトやグーグル、メタ・プラットフォームズ、アマゾン・ドット・コムといったIT企業が行っている人員削減を今のところ回避している。
現在のような不安定な経済環境では、どの企業も大幅な人員削減を避けられないだろうし、アップルも他のIT大手を襲った経営上の苦難から免れる事は不可能。
アップルは2月に、四半期ペースでの売上高減少を3年余ぶりに報告するとみられている。いくつかの分野で雇用ペースを落としてもいる。
だが同社は、コロナ下での従業員拡充ペースが多くの強豪他社よりもはるかに緩かった事もあり、他社よりも良好な立ち位置につけている。
従業員の特典を制限し、ハードウエア製品とその販売に焦点を当てた事業を行う等、無駄のない経営を行う傾向があり、これまでのところ景気後退の影響をほぼ回避してきたと、投資家は指摘している。