東京金融取:外国為替市場でトルコリラが対円で下落している、一時1リラ=7円台前半と今年の最安値をつけた(2日)
2022-12-05
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インフレ率が高止まりしているにもかかわらず、中銀が利下げを続けている事が売り材料となっている。
欧州の景気懸念が増している事もリラ安の材料となっている。トルコ中銀は11月24日に主要政策金利を9%と1.5%引下げた。
「8月に始めた利下げサイクルを停止する」としたものの、金融政策を維持する日銀や利上げを続ける海外中銀との方向性の違いからリラ売りが続いている。景気懸念も増している。
トルコ統計局は11月30日、2022年7-9月の実質GDPが前年同期比3.9%増だったと発表した。4-6月期の7.7%(改定値)に比べ大幅な減速となる。