ロシア中央銀行、政策金利を従来の20%から17%に引下げると発表(8日)
2022-04-11
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2月末にそれまでの9.5%から一気に20%に引上げたが「金融の安定リスクの悪化は止まっている」とした。外国為替市場で通貨ルーブルは対ドルで侵攻前の水準に戻っており通貨防衛の必要性が下がったと判断したもよう。11日から実施する。ロシア中銀は8日の声明で「消費者物価上昇の加速度や経済活動の停滞と金融安定のリスクのバランスの変化を反映した」と説明した。欧米の制裁への報復で導入した資本の流出規制が効果を発揮しているとの見解を示し、2月末の緊急利上げ時よりは金融リスクが高まっていないと判断した。