バイデン大統領、緊迫するウクライナ情勢を巡りロシアが近い内にウクライナに侵攻する可能性が「非常に高い」と警告した(17日)
2022-02-21
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大統領は、「非常に高い。近日中に起こる可能性がある。」バイデン大統領は、こう述べた上で、ロシアがウクライナに侵攻する口実を作るため偽装工作をしているとの考えを示した。又、ブリンケン国務長官はウクライナ情勢を巡る国連安保理の会合に出席し、ロシアがウクライナの首都キエフも標的にしていると主張した。米国には、ロシアの急襲によるクリミア占拠が記憶に強く残っているもようだ。
一方、ロシアの外務省は自国の安全保障を巡り米国に宛てた文書を公開し、ウクライナへの侵攻は「ない」と明確に否定した。又、ロシアが欧米に対し、NATOを拡大させないよう求めている事について米国側が「建設的な回答をしていない」と批判した。その上で、米国が交渉する意向がない場合はロシアも「対応を余儀なくされる」と警告している。ロシア政府、17日、現地の米国大使館のナンバー2を国外追放した。両国の緊張が一層高まる恐れがある。