上場企業は2021年12月末までに移行先を申請した。最上位市場「プライム」の企業数は東証1部の9割程度に当る1,800-1,900社となる見通し。東証の市場区分は現行の1部と2部、マザーズ、ジャスダックの4つからプライム、スタンダード、グロースの3つに再編される。東証は市場ごとに設けた基準をもとに21年7月、各企業に対してどの市場に適合しているかを通知した。企業は通知を考慮して移行先を決めた。
今回は基準を満たしていなくても、達成に向けた計画書を提出すれば希望する市場に移行できるという経過措置が設けられた。東証が11日に公表する移行先は、企業の申請状況を取りまとめたもので、計画書を提出しているかも明らかになる。