米国株式市場は、急落(20日)
2021-09-27
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ダウ平均=33970.47㌦(前日比-614.41㌦、-1.78%)、ナシダック総合=14713.90(同 -330.07、-2.19%)、S&P500=4357.73( 同-75.26、-1.70%)。中国の不動産開発大手、中国恒大集団のデフォルトリスクが意識され、広範な銘柄に売りが出た。S&P総合500種とナスダック総合の下落率は5月以来、ダウ工業株30種は7月以来の大きさとなった。
ナスダックは取引時間中に3%超下げる場面もあり、約1カ月ぶりの安値を付けたが、引けにかけ下げ幅を縮小した。NY外為市場では、資金繰り難に陥っている中国の不動産開発大手、恒大集団の流動性問題の影響波及を巡る懸念から、オフショア人民元が対ドルで約1カ月ぶりの安値を付けた(20日)オフショア人民元は1ドル=6.4839元。
中国恒大は23日に22年3月償還債の8,350万㌦の利払い、29日には24年3月償還債の4,750万㌦の利払いが控える。いずれも30日以内に利払いを履行できなければ、デフォルトとなる。