11日は土曜日になる為、10日に企業や政府機関が犠牲者を追悼する催しを開いた。バイデン大統領は同日、動画で声明を発表、「米国人の魂の戦いにおいて、団結は我々の最大の強み」と述べた。11日にはNYの世界貿易センタービル跡地など、各地で開かれる追悼式典に出席する予定。バイデン氏は「20年がたち、最愛の人を思いまだ涙が流れるだろうが、同時に笑顔が浮かぶ事も願う」と述べ、遺族らの感情に寄り添った。
「我々は類いまれなる国家の真の団結を見た」と回顧し、「団結こそが決して壊れないものだと学んだ」と強調した。政治的な分断が深まる中、米国民に結束を呼びかけた。世代が移り変わるなかでも「米国を害しようとするあらゆる者を追い詰めて、代償を払わせる。この取組みは今日明日も変わらない」と述べ、テロ組織を牽制した。