米国南部を襲った大型ハリケーン「アイダ」の被害が続いている
2021-09-06
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南部ルイジアナ州では現地時間1日午前の時点で90万世帯以上が停電しており、同州ニューオーリンズ市は防犯を理由に市民の夜間の外出を禁止した。電力の復旧に1カ月以上かかるとの指摘もあり、南部の農業やエネルギー産業への影響が長引く可能性がある。アイダは8月29日に5段階で2番目に強い勢力でルイジアナ州に上陸、1日までに少なくとも4人が死亡した。
送電線や鉄塔の倒壊により、約120万世帯が停電した。アイダは30日に勢力を熱帯低気圧に弱めたが、現地時間9月1日午前時点で同州の98万世帯、ミシシッピ州の3万世帯が停電した。