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東商取:サウジ国営石油会社サウジアアムコ、9月積みのアジア向け原油に適用する調整金を引上げる
2021-08-16
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原油の一大需要国である中国などで新型コロナウイルスの感染が拡大しているが、需要の回復基調は続くと判断したもよう。9月積みは代表油種「アラビアンライト」の調整金が1バレル3.0㌦の割り増しと、8月積みから0.3㌦上がる。引上げは3カ月連続。軽質の「エキストラライト」は3.2㌦の割り増しと0.5㌦上昇する。ORECプラスは7月中旬、協調減産の枠組みを2022年末まで継続する事で合意した。
新型コロナの感染拡大で需要が減速する事態が起きた場合も、OPECプラスが生産量を調整するとの期待は根強く、アジアの価格指標となるドバイ原油は1バレル70㌦前後の水準を維持している。