日銀・大谷金融市場局長、今年末に公表停止が迫る円LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)から代替金利指標への移行対応は最終局面にあり、「現在は個々の市場参加者による移行作業の実施に焦点が移っている」と語った(5日)
2021-08-09
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統計数理研究所主催のシンポジウムで、オンライン形式で講演。日銀が事務局を務める日本円金利指標に関する検討委員会による移行計画では、貸出や債券について6月末をめどに円LIBORを参照した新規取引の停止を求めていた。代替金利指標として「TORF(東京ターム物リスクフリーレート)」「無担保コール翌日物金利(TONA)を複利計算した後決め複利」「TIBOR(東京銀行間取引金利)」の3つの選択肢を示している。