OPECプラス、減産期間の延長を巡って対立していたサイジアラビアとUAE(アラブ首長国連邦)が譲歩案で合意(関係筋が明らかにした14日)
2021-07-19
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8月以降の協調減産縮小に道を開いた。一方、UAEのエネルギー省は声明を発表、同国の基準生産量に関してはまだOPECプラスと合意に至っておらず、協議が継続していると表明した。両国ともに8月から12月にかけて減産規模を日量200万バレル縮小する案は支持したが、2022年4月までとなっている減産期間を同年末までに延長する案については、UAEが自国の生産割当が引上げられない限りは反対する考えを表明した。
OPECプラス筋によると、UAEは減産水準を算出する際の同国の基準生産量を22年4月以降、現状の日量316.8万バレルから365万バレルに増やすよう要求し、これをサウジが受入れたという。