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欧州気候財団(ECF)の委託で実施された調査についてコンサルタント会社EYパルテノン、結果発表(7日)
2021-07-12
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英国の洋上風力発電所からベトナムの水上太陽光発電施設まで、現在世界約50カ国で1.3万件の再生可能エネルギー事業が資金調達待ちの状態にあり、グリーン関連で今後最大1千万人の雇用が創出される可能性がある。同レポートはこうした事業の投資機会は総額2兆㌦に上り、地元の雇用と共に供給網の雇用創出にも繋がる事が見込まれると指摘。これら事業が今後3年間に実施されれば、世界全体で再生可能エネルギー普及率が2倍以上に拡大する見通し。
雇用創出について最も恩恵を受ける余地があるのは中国と米国で、創出される雇用はそれぞれ200万人と180万人に達する見通し。インド、豪州、ブラジル、英国、カナダでも、洋上・陸上の風力・太陽光・水力発電能力の拡大により、それぞれ数十万人の雇用増が見込まれる。