大阪取:WGC(ワールド・ゴールド・カウンシル)によると世界の中銀は20年に購入量から売却量を差引いたネットで326トン(約187億㌦)分の金を買越した
2021-07-05
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金・ドル兌換制度が廃止された1971年以降で最高の669トンの金を買入れた2019年から半減した。WGCがYouGov社と共同で今年2月17日-4月19日に実施した世界56の中銀へのアンケート調査では、今後12カ月間で世界の中銀による金保有の合計量が増えると回答したのは52%。昨年調査の75%から大きく減り、先進国より新興国の低下幅が大きかった。
WGCは「コロナ後の市場の懸念が継続しており、必要に応じて準備金を投入する必要性が高まっている事を反映している」と分析している。