FRBが短期金融市場における資金吸収のための調節手段としているリバースレポ・ファシリティーの取引額が7,558億㌦と過去最高となった(17日)
2021-06-21
0
金融機関がリバースレポを活用してFRBに資金を貸し出す動きが続いている。FRBは15-16日開催のFOMCで、超過準備の付利金利(IOER)と翌日物リバースレポ金利をそれぞれ5bp引上げると決定した。IOERの引上げにより、フェデラルファンドテート(FF金利)の実効レートは0.05%上昇し、レポ金利にも上昇圧力がかかるという。
FF金利の実効レートは0.06%を維持しているが、IOERと翌日物リバースレポ金利はそれぞれ17日付で0.15%、0.05%に引上げられるため、18日に変動する可能性がある。