大阪取:国際調査機関ワールド・ゴールド。カウンシル(WGC)報告
2021-05-31
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5月14日までの2週間の流入超幅は合計で25.5トン、14億㌦(約1500億円)。資金流出が続いていた金ETFが流入超に転じ始めた。世界の金ETFが保有する金現物の残高は5月に入り2週連続で増加。第2週(14日時点)の流入超幅は13.1トン、1月8日以来約4カ月ぶりの高水準となった。インフレ懸念で個人やファンドの買いが増加。
金ETFは2月以降、大幅な資金流出が続いていた。米金利の上昇やドル高で金利の付かない金に売りが出た。転換のきっかけは欧米のインフレ懸念の台頭。国際指標のNY先物は19日に一時1トロイオンス1,891.3㌦と1月8日以来の高値を付けた。