メスター・クリーブランド連銀総裁、米経済はFRBが目標に掲げる完全雇用と物価安定から程遠いため、米金融政策は「極めて長い期間」に渡り緩和的に維持されると述べた。
メスター総裁はオンライン会議で「経済を立て直す必要があるため、FRBは極めて長い期間に渡り緩和的であり続ける」と述べた。又、短期的に一部のインフレ指標が上昇する可能性があるが、コロナ禍初期に経済が受けた打撃を反映するものでしかなく、短命に終わるとの見方を示した。米ゲーム販売・ゲームストップの売買高の急増を受けた株式市場のボラティリティの高まりについては、金融政策に影響は及ばないと指摘。イエレン財務長官は投資家保護のために規制当局と取組んでいくとしているが、こうした姿勢を支持すると述べた。