米ホワイトハウスのサキ報道官、米国は中国と厳しい競争関係にあり、バイデン大統領は対中関係に忍耐を持って取組む意向だと述べた(25日)
2021-02-01
0
習近平・中国国家主席、同日、世界経済フォーラム(WEF)主催のオンライン会合で、新型コロナウイルスのパンデミックからの「不安定」な回復を踏まえ、マクロ経済政策の国際的協調の強化と世界経済ガバナンスにおけるG20諸国の役割拡大を呼び掛けた。
サキ氏は会見で、習氏の主張はバイデン政権による中国への戦略的アプローチを変えるものではないとし、「ここ数年、中国は国内でより権威主義的になり、国外ではより自己主張を強めている。
中国政府は安全保障、繁栄、価値観において大きな挑戦を挑んでおり、我々も新たなアプローチが必要だ」と述べた。
更に、「我々は戦略的な忍耐を持ってこの問題に取組みたい」と述べ、ホワイトハウスが今後数週間以内に、この問題について議会や同盟国などと協議すると述べた。
ハイテク業界団体の国際半導体製造装置材料協会(SEMI)、25日、バイデン米新政権で商務長官に就任するレモンド氏宛ての書簡で、トランプ前政権が導入した輸出規制を見直し、国家安全保障の観点からハイテク製品の対中輸出を規制する際は同盟国と協調するよう呼び掛けた。