安倍首相とプーチン露大統領はモスクワで会談、北方領土問題の交渉の打開には至らなかった(22日)
2019-01-28
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安倍・プーチン両氏が会談を行った回数は2013年以降、これで通算25回目。プーチン大統領は会談後の記者会見で、両国間にはいかなる合意を締結する前に「細かな作業」が残されているとしたものの、首脳会談については「有益で実りある」ものだったと称賛した。1956年の日ソ共同宣言について「何よりもまず平和条約の締結を明記している」とし、同宣言に基づいた交渉プロセスの確立に依然として関心がある事を認めた。安倍首相は共同記者会見で、両首脳が互いに何も隠さず平和条約を協議したとし、この取組みを力強く進めていく事で合意したとの考えを示した。安倍首相は、両国が2月に外相会談を行い、協議を継続することでプーチン大統領と合意したと表明。日本とロシアが軍事面でより緊密な関係を築く事でも合意したと明らかにした。