このため銀行はより高い翌日物金利での借入れを余儀なくされ、平均資金調達コストは15日、ベンチマークを17ｂｐ上回った。これが奏功し、通貨リラはここ3日で約20％上昇した。トルコ経済銀行のストラテジストは、中銀は恐らくリラへの圧力が「大幅に」和らぐまで流動性引き締めを続けるだろうとし、緊急の政策決定会合を開かずに資金調達コストを後期流動性ウィンドー金利と同じ20.75％まで押上げることが可能だと述べた。これは3ポイントの利上げとなる。リラは16日、3日続伸し10日の急落以降の下げを3％にまで縮めた。