文在寅・韓国大統領、日本の朝鮮半島統治からの解放73年に当たる「光復節」の記念式典で演説(15日)
2018-08-20
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「安倍首相と韓日関係を未来志向的に発展させ、朝鮮半島と北東アジアの平和と繁栄に向け緊密に協力する事で一致した」と述べた。その上で、「(日韓の)この協力が、朝日関係の正常化をもたらすであろう」として、北朝鮮と日本の関係についても触れた。今年の式典のテーマは「平和」で、韓国政府樹立70周年の慶祝式典でもある。文氏は演説の大半を朝鮮半島の南北関係にさき、日米独中露の各首脳らから韓国政府の対北政策への支持を得たと強調。南北関係の更なる改善に向けて意欲を示した。平和の実現を条件に、南北の軍事境界線近くに「統一経済特区」を設ける構想を明らかにした。文氏の同式典での演説は就任後2度目。昨年の演説で文氏は、慰安婦や徴用工の問題を挙げ、解決に向け「日本の指導者の勇気ある姿勢」を求めたが、今回は日本との歴史問題には深く踏み込まず、慰安婦問題などを巡る日本の責任にも触れなかった。