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東商取:IEA(国際エネルギー機関)、最新の年次報告書を公表(5日)
2018-03-12
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今後、米国やカナダなど非OPEC産油国の生産が増え、2020年にかけては供給が需要を上回るとの見通しを示した。又、2023年までには米国のシェールオイルがOPECのシェアを奪い、米国は、国内の需要をほぼ全て自国で賄える状態になるとしている。世界需要については、アジアの経済拡大などで、需要が日量1億470万バレルに拡大し、供給も日量1億700万バレルになるとしている。IEAの需要増の予測を受けて、アジア時間の取引で原油先物価格が続伸している。ヒューストンでは5日、大型エネルギー会合「CERAウィーク」が開幕、OPEC加盟国の閣僚や石油業界関係者、米シェールオイル生産者が参加している。