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米ホワイトハウス、トランプ政権で経済政策を指揮するコーン国家経済会議(NEC)委員長が、近く辞任する事を明らかにした(6日)
2018-03-12
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コーン氏は、鉄鋼・アルミの輸入品に対する関税に強く反対していたとされ、政権が示した関税発動方針への反発が、辞任決断の背景にあるとの見方が出ている。ホワイトハウスによるとコーン氏は数週間以内に辞任する予定という。コーン氏はホワイトハウスの声明を通じて、「成長志向の経済政策を実現でき、光栄だ」と述べた。トランプ大統領は「歴史的な税制改革などの政権の課題を進める素晴らしい仕事をした」とコーン氏をたたえた。コーン氏は米投資銀行大手ゴールドマン・サックス出身で、昨年の政権発足時からNECを率いてきた。