大阪堂島取:農水省、実施した輸入米入札(主食用)で予定量がすべて落札されたと発表(20日)
2018-02-26
0
今回は2017年度の5回目で、累計の落札量は10万トン。主食用として年間に輸入できる枠の上限に、12年度以来5年ぶりに達した。コメの輸入は国内農家を保護するため、国が管理している。国際約束によって加工用を含め年間77万トンの輸入量がある。内10万トンが主食用を中心とした輸入枠で、SBS(売買同時契約)方式と呼んでいる。国産の主食米生産が年間約730万トンあるのに対し、SBSでの輸入米は最大で1%相当に過ぎない。一部の業務用スーパーを除いて小売店にはほぼ出回らず、外食店が主要な引取り手となっている。