東商取:社長会見(11日)(濱田社長体調不良のため、小野里氏が代行)
2018-01-15
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①年頭ご挨拶:
商取振興へ向け、中国を含む海外勢へ参加拡大の働きかけや、国内個人投資家へはAi活用のPG売買等の導入サポートなど。産業インフラとして今年は電力先物およびゴムTSR20を上場する。
②2017年の振り返り:
出来高2,449万枚(前年比-10.5%)、年末残玉は52.5万枚(昨年末53.8万枚)。年間での出来高減少は貴金属のボラtィリティ低下が主因、前半の原油価格低迷も響いた。但し、12月には貴金属ボラティリティが6.7%へ向上、12月の総出来高は前月比9.6%増となった。
③石油市場について:
スポット市場は昨年4-6月は活況を呈したものの、元売り(東燃ゼネラルなど)の都合で夏以降は大幅減少。只、12月のマーケットメーカー制度の導入によりやや持ち直した。ノンスタンダード分野へマッチングノの活性化を目的に、スタンダード二次基地陸上取引を、今年1月17日(水)より関東・中京・阪神の3地区を中心に、TOCOMウィンドウにて新たに提供する。TOCOMの原油先物は、プラッツドバイなどアジア向け中東産原油価格のベンチマークとなっている。取引活性化へ、外務員へ向けに月1回のセミナーを今年から実施する予定。併せて個人顧客向けセミナー実施も検討している。