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スティーブ・バノン元首席戦略官・上級顧問が、トランプ政権の内幕を暴露
2018-01-09
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ジャーナリストのマイケル・ウルフ氏の新刊「Fire and Fury: Inside the Trump White House(仮訳:炎と怒り・・・トランプのホワイトハウスの内側)」でトランプ政権の内幕を暴露している。米誌ニューヨークと英紙ガーディアン、米紙ワシントン・ポストが掲載した抜粋部分は多岐に渡る。
米メディアによると、ウォルフ氏作成の「炎と怒り」の中で、バノン氏は民主党候補のクリントン元国務長官に不利な情報提供を持ちかけたロシア人弁護士とトランプJr.氏の16年6月の面会に言及。「ジュニア氏らは反逆罪に値せず、非愛国的でもないと考えたかもしれないが、私は反対だった。すぐにFBIに伝えるべきだった」と切り捨てた。又、当選など予想だにしていなかったトランフ氏が大勢が判明してきたころに茫然自失から、大統領就任に怖気づく様子や、ホワイトハウス入りしてからトランプ氏が長い間、毒殺を恐れていたこと、又、娘のイバンカと、その夫ジャレッドが共にイバンカの米国初の女性大統領を目指し夢見ていたことなどとバノン氏の記述は尽きない。
これに対し、トランプ氏は3日の声明で本の内容を「いんちき」と罵るとともに、バノン氏を「彼は私の歴史的な勝利とほとんど関係がない」「Wハウスでメディアに間違った情報をリークしていた」などと一刀両断した。