北朝鮮がこれ以上ミサイル発射などを行わないことを前提に、2月の平昌オリンピック中に予定されていた米韓合同軍事演習を延期することで合意。会談でトランプ大統領は、「南北対話の過程で助けが必要なら言ってほしい。米国は100％、文大統領を支持する」と述べたという。
米韓の軍事演習を巡っては、文大統領が南北対話のための緊張緩和策として延期を提案していたほか、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長も、オリンピックへの参加に前向きな姿勢を打ち出す一方で、米韓演習の中止を要求していた。一方、北朝鮮問題を巡る6ヵ国協議の中国と韓国の首席代表会合が、5日から、韓国で開催される。
中国と韓国の代表は、緊迫化する北朝鮮情勢について協議するほか、韓国と北朝鮮の直通電話の再開についても情報を共有するとみられる。