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ドイツ銀行・UBSグループの両行、来年1月3日のMiFID2開始に合わせ新しいタイプの債券トレーディングプラットフォームを稼働
2017-12-18
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大手銀行の多くにとって新規則対応が義務となるのは同年9月からだが、一足先に準備する。新しいプラットフォームでは両行が顧客に代わり、取引データの集計と報告の責任を負う。顧客はこのプラットフォームを利用することにより、11億㌦(約1240億円)余りと推計される運用会社のMiFID2順守コストの一部から解放されることになる。ドイツ銀とUBSは債券とデリバティブ(金融派生商品)取引についてシステマティック・インターナライザー(SI)となる計画。
債券業務で欧州の規則に則ったSIのステータスを取得すると表明したのは銀行の中でドイツ銀が最初で、UBSも9日、同様の動きをとると発表した。SIは顧客注文を自己勘定やその他の顧客勘定と組織的かつ頻繁にマッチングさせるディーラーを指す。このステータスで銀行は新規制の下で取引関連業務を呼び込める可能性がある。