アルゼンチンで開かれた世界貿易機関(WTO)閣僚会議が閉幕(13日)
2017-12-18
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アゼベドWTO事務局長は「実質的な合意はなかった」と説明した。多国間の自由貿易体制に懐疑的なトランプ米政権と他国の調整が難航。加盟164カ国・地域による全会一致が必要な閣僚宣言を採択できず、4日間の協議を終えた。閣僚宣言の採択を見送ったのは、2011年のスイス・ジュネーブでの会議以来6年ぶり。
報道によれば、初参加となったトランプ政権の内向きな強硬姿勢に加え、インドなど途上国が漁業・農業補助金禁止の例外措置を望んで妥協せず、協議が事実上決裂したとみられる。