「銀行のﾋﾞｼﾞﾈｽﾓﾃﾞﾙは600年の歴史があり､それなりに合理的」と指摘。同時に､ﾌｨﾝﾃｯｸにより「銀行による情報の独占 が挑戦を受けている」との見方を示した。又､仮想通貨ﾋﾞｯﾄｺｲﾝの基礎技術である分散型台帳の技術やｽﾏﾎなどを活用する事で「全く固定資産を保有しない銀行が生まれる可能性があり､そのような環境を整備しないといけない」と指摘した。
日本固有の 課題として､金融の基本ｻｰﾋﾞｽが既に非常に普及しているため､「ﾌｨﾝﾃｯｸ企業は新しいものを提供しないと事業の収益化が難しい」と指摘した。金融ｻｰﾋﾞｽの普及が遅れていたが故にﾌｨﾝﾃｯｸ企業が急成長しやすいｲﾝﾄﾞなど新興国と対比した。