日米株高を追い風に国内の個人向け営業が底堅く、野村HDをはじめ12社が最終増益・黒字化を達成した。一方、歴史的な低金利で国内外の債券トレーディングが不振を極め、みずほ証券など債券に強い証券の一角が大幅な減益になった。
主要証券大手の当期純利益は以下の通り：野村1,087億円（前年同期比+1％）、大和513億円（同-7％）、三菱UFJ 177億円（同-35％）、SMBC日興288億円（同+31％）、みずほ171億円（同-87％）、東海東京170億円（同3.9倍）。
ネット証券では、SBI 159億円（同+15％）、楽天60億円（同-11％）、マネックス20億円（同黒字転換）松井66億円（同+9％）、GMO-FH36億円（同-1％）、カブコム25億円（同-16％）