東商取:サウジアラビア国有石油会社サウジアラムコ、2月積みのアジア向け原油の調整金を3カ月ぶりに引上げる
2025-01-20
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代表油種「アラビアンライト」は1月積みに比べ0.60㌦高の1バレル1.50㌦の割り増しとする。
サウジを含む主要産油国が減産を延長し、需給が緩むとの見方が後退した事を反映。2月積みの調整金は全5油種で引上げとなった。
アラビアンライトに加え、軽質の「エキストラライト」も前月比で0.60㌦高、上げ幅は最も大きかった。「スーパーライト」や「ミディアム」は前月から0.50㌦引上げる。中国での需要が大きいとされる重質の「ヘビー」は3カ月連続で割引きとする。
「OPECプラス」は2024年12月上旬に、25年1月から始める予定だった日量220万バレルの自主減産の縮小を3カ月先送りにした。減産を続け原油相場を下支えする姿勢を示した。