河野氏は会談で、3月の邦人拘束や反スパイ法の改正を念頭に「中国と経済交流がしたい人達のモチベーションを下げる事のないよう、お願いをしたい」と指摘した。
一方、李強氏は「もっと前向きな両国関係を作るべき」としながら、日本政府が23日から半導体製造装置の輸出管理を強化する事について「政治的な規制」であり、「世界経済を妨害する」と懸念を表明した。又、会談に同席した沖縄県の玉城知事が中国と沖縄の直行便の復活やビザ手続きの緩和を求めたのに対し、李強氏は「関連当局に検討するよう指導し、解決の方向を見出したい」と述べた。