協議後にマッカーシー氏は「週末までに合意を得る事は可能」と発言。デフォルト回避に向け残された時間が少なくなる中、この日の協議は予想外に明るい雰囲気で終了した。
マッカーシー氏は協議後に記者団に対し、バイデン大統領はデフォルトを回避するために6月1日までに債務上限の取決めを行おうとしていると指摘・「我々は短時間に多くの仕事をこなさなければならない」とし、この日の１時間足らずの協議で今後の対話のための舞台を整える事ができたと述べた。バイデン大統領はG7首脳会議（G7広島サミット）に出席するため17日に出発予定。関係者はこの日、債務上限問題の協議に専念するため、バイデン氏は21日に米国に戻り、予定していた豪州とパプアニューギニアの訪問を見送る可能性があると明らかにした。