米銀セクターが年初からの数カ月間で融資基準を引締めた他、企業及び消費者からの融資需要が軟化している事が分かった。大・中規模企業向けの融資基準を引締めた銀行の割合は差し引きで46.04％と前回1月調査の44.8％から上昇。小規模企業向け融資基準を引締めた銀行の割合も46.7％と、前回調査の43.8％から上昇した。又、全ての規模の企業からの融資需要が3カ月前に比べ低下している事が示されたと指摘。エコノミストによると、融資基準を引締めた銀行の割合の増加は徐々に経済活動の鈍化に繋がり、景気後退の前兆になる可能性があるという。