OECD(経済協力開発機構)、「世界経済見通し」公表(17日)
2023-03-20
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FOMCとECBは利上げを継続する必要があり、世界経済の弱い回復や金融システムの脆弱性のためにこの路線から外れる事は許されない。
OECDは世界経済の成長率見通しを今年2.6%と、昨年11月時点予想の2.2%から引上げた。同時に多くの国の総合インフレ率予想を引下げた。それでも世界の経済成長は2023、24年の両年に渡り潜在成長率を下回る見込みで、リスクは下方向だという。
サービスのコスト上昇と一部セクターの高い利益、引締まった労働市場によって、コアインフレ率は従来想定よりも高くなると見込まれている。