原油の国際指標である北海ブレント原油先物、一時1バレル82㌦台と前日比3%下落した(3日)
2023-03-06
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米紙WSJが、UAEがOPEC脱退を内々に議論していると報道、売りが優勢になった。WSJはUAE当局者の話として、同国がサウジアラビアとの対立を深めており、OPECからの脱退を内部で議論していると報じた。
この報道についてロイター通信は「真実からかけ離れている」とする関係者の発言を伝えた。その後、北海ブレントは反発に転じている。
仮に脱退すれば、OPECに非加盟のロシアなどを加えた「OPECプラス」が取組む協調減産に影響するとの思惑が浮上した。
UAEはこれまで公式にOPECプラスの減産合意を順守する意向を示している。