ゲオルギエバIMF(国際通貨基金)専務理事、途上国の債務再編を巡りG20の間に見解の相違があるとの認識を示した(25日)
2023-03-06
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債権国には債務負担の軽減を求める声が強まっているが、二国間融資で世界最大の債権国である中国は24日、G20の全てのメンバーが発展途上国の債務問題の原因について公正で客観的かつ徹底的な分析を行い、包括的で効果的な方法で解決する必要があると表明。
シタラマン印財務相と共同で途上国の債務問題に関する円卓会議の議長を務めたゲオルギエバ専務理事は、記者団に「債務再編については依然として見解の相違がある」とした上で「(円卓会議で)見解の相違を埋めようという決意があった事は明らかだ」と述べた。
途上国の債務問題については、4月に開催されるIMF・世界銀行の春季会合で更に協議が行われる。中国、インド、G7や一部の債務国が参加する予定。