5月のオーバーナイト・インデックス・スワップ（OIS）は5.11％に上昇。これは現在の実効フェデラルファンド（ＦＦ）金利を50ｂｐ、余り上回る水準。
OIS市場は金利のピークが従来の想定より高くなる事も織り込んだ。7月のOISは5.31％に上昇、6月も0.25ポイント利上げされる可能性が約70％ある事を反映している。米国債利回りはこのところ上昇を続けている。
17日には2年債利回りが一時７ｂｐ上げて4.71％と、昨年11月に付けた十数年ぶり高水準にあと10ｂｐ以内に迫った。市場からは、来週に相場を動かす材料となり得るのは１月の米個人消費支出（PCE）統計だとの声が聞かれた。PCE統計には、金融当局が注目する価格指数が含まれる。