事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
上限価格の設定をG7が最初に提案した際に多くが予想したよりも、ロシアに対して寛大な水準になる。
この水準はロシアの生産コストを優に上回り、一部の国が主張していた価格よりも高い。
ロシアは既に価格を割り引いて原油を販売しているため、上限価格設定が取引に及ぼす影響はごくわずかになる可能性がある。
EUは23日、上限価格設定のメカニズムと価格水準案の承認を目指して、大使会合を開いている。
承認に至れば、EUとG7は同日中に発表する可能性もあると、複数の関係者は語った。承認には全加盟国の支持を必要とする。