金融・経済ニュース
米国株式市場(25日)
2022-11-28
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ナスダック総合が反落。感謝祭明けの短縮取引で薄商いとなる中、アップルの下げに圧迫された。
投資家は年末商戦の幕開けけとなる「ブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)」の小売売上高や中国の新型コロナウイルス感染状況に注目している。
アップルは2%安。中国河南省鄭州にある台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の工場の労働者の抗議活動で、11月のiPhone生産台数が少なくとも30%減少する可能性があるというニュースが嫌気された。
根強い高インフレや景気減速を背景に今年の年末商戦の低迷が懸念される中、小売株ではターゲット、メーシーズ、ベスト・バイの株価がまちまち。S&P一般消費財は小幅上昇した。
12月のFOMCについて、市場ではFRBが71.1%の確率で金利を0.50%ポイント引上げると予想する。
主要株価3指数は週間で軒並み上昇。
ダウ工業株30種は1.78%高で、全体を主導。25日の米取引所の合算出来高は45.4億株と、直近20営業日の平均である112.5億株を大幅に下回った。

25日NY終値:NYダウ工業株30種=34,347.03㌦ (前日比+151.97/+0.45%)、
      ナスダック総合=11,226.36 (同-58.96/-0.52%)、
      S&P総合500= 4,026.12 (同)-1.14/-0.03%) 。