ロシア軍がウクライナのエネルギー網に対する空爆を行った事で広範な地域で停電が継続(24日)
2022-11-28
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電力会社ウクエネルゴは、主要な施設が損傷したため現地時間夕方の時点でも国内電力需要の50%しか満たす事ができず、完全復旧のめどは立っていないとしている。
人口約300万人の首都キーウでは、気温が氷点下を下回る中、住民の約60%が電力の供給を受けていない。
当局はロシア軍による一段の攻撃に備え、食料や飲料水のほか、防寒具などを備蓄するよう住民に要請している。
米NASAが公開した衛星画像では、ここ数週間のロシア軍のミサイル攻撃を受けた停電でウクライナ国土は暗い斑点となって映っている。
前日のロシア軍による攻撃で、ウクライナのすべての原子力発電所が稼働を停止。こうした事態は過去40年で初めてだった。