米国・雇用コストは今年1-3カ月に予想を上回って上昇、四半期の伸びとしては統計上最大となった
2022-05-02
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根強いインフレへの懸念が高まり、米金融当局に政策引締めの強化を迫るとみられている。1-3月の雇用コスト指数(季節調整後)は前期比1.4%上昇、市場予想は1.1%上昇、前年同期比では4.5%上昇。現行方式のデータが始まった2000年代初期以来で最大2021年10-12月は1%上昇、1-3月は製造業とサービスを含む幅広い業種で報酬が増加した。非軍人労働者の賃金・給与は前年比4.7%上昇、これも統計上の最高記録。諸手当は4.1%増加。政府部門を除いた民間部門の賃金・給与は5%伸びた。