バーンズ米CIA長官、ロシアがウクライナで「戦略核兵器もしくは低収量核兵器を使用するという脅威を軽視できない」という認識を示した(14日)
2022-04-18
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こうした脅威はロシア軍が大きな損失を被り、ウクライナの首都キーウを制圧できず、首都周辺から後退を強いられるという状況に陥っている事が背景と指摘した。バーンズ長官は又、バイデン米大統領の指示を受け、「プーチン氏による戦争の計画を巡る米国の深い懸念とロシアが直面する事になる結果について、プーチン大統領と複数の側近らに直接伝えるため」、昨年11月にモスクワを訪れたと明らかにした。
プーチン大統領はその時点で、最終決定を下していなかったようだが、ロシア軍が「最小限のコストで迅速な決定的勝利を得る」ことを確信している様子で、「不安を感じた」と述べた。更に、プーチン大統領は米国の欧州同盟国が国内政治に気を取られているほか、ロシアには「制裁に耐えられる」軍事費があるとも確信していたと、バーンズ氏は述べた。